第8章 寝ながら人と世界とつながろう
寝ながら人と世界とつながろう
机のパソコンがベッドの中のスマホになったとき
スティーブ・ジョブズは、「宇宙にインパクトを与える」といって、スマートフォンを作り出しました。
スマホは、通信機器の一種なのですが、スマフォの登場によって、世界中の生活文化、ビジネスが激変しました。まさに「宇宙にインパクト」を与えたのです。
私は、スマホの登場は、実は今まで、椅子に座って机上のパソコンを操作する時代から、ベッドの中で寝てても仕事をする時代に変わる、歴史的なモニュメントではないかと思っています。
まさにスマフォが、世界のビジネスのあり方を根底から覆してしまったのです。
株やFXのトレーダーは画面で見る必要がなくなり、それこそ、世界中でいつでもどこでも売り買いをすることができます。
そして、フェイスブックやインスタグラムの登場によって、今までは企業しか発信できなかった情報がたった一人の子でも世界中に発信し、「いいね」の数やクリック数、フォロワー数になどによって、たった一人の個人でも世界的な評価が受けられるようになったのです。
レディガガの情報を発信していた、9歳の女の子の話は有名です。売れないピン芸人、古坂大魔王は、ピコ太郎の動画を配信したところ、アメリカのトランプ大統領の孫が真似したり、今では国連に呼ばれて講義するようになりました。
中には、年商1億円稼具、YouTuberも山のように誕生しています。
まさに机の上の仕事ではなく、ベッドの中の仕事に、世の中がシフトチェンジして行ったのです。
アメリカは世界で一番、SOHOのビジネスが盛んな国ですが、今後、日本も自宅で、年少数億円を稼ぐ個人がたくさん生まれると信じています。
スマホは、ビジネスだけでなく、リアルタイムで世界中の人たちをつなぐ役目も果たしています。
ネットで、コアな情報を発信すれば、その情報に共感する人たちが集まり、やがて大きなコミュニティができます。
さらに、全く見ず知らずの人たちがサイトを通して知り合い、趣味の話を広げたり、コミュニティの中で、友達を作ったり、専門性を身につけたり、コミュニケーションも無限に広がっています。
今やスマホは、家族間のコミュニケーションに欠かせないツールとなっています。
家族でラインをして、下校時間を教えたり、お父さんの帰宅時間に合わせてご飯を作ったりできます。また、松本伊代とヒロミのように。スマフォがあることによって、一緒にいる時間が長くなったという芸能人もいます。
スマホは、心の距離を近くしてくれるのです。
中学や高校を卒業し、何十年も経った、おじさん、おばさんがラインでグループを立ち上げたり、メールやフェイスブックで、情報交換したり、経営者が5人〜10人のコミュニティのラインを作って打ち合わせをしたりと、友情作りにも仕事のスピードアップにも、SNSを抜きにしては語れない時代になりました。
だからこそ私たちは、ツールでミュニケーションをとるのではなく人と人との心の触れ合いをより大事にしなくてはならないのです。
スマホは、もう一つ、私たちに大きなプレゼントをくれました。
それは、24時間いつでもどこでも、自分の時間にあわせてコミュニケーションが取れる、つまり自分時間をプレゼントしてくれたのです。
まえがき | 寝ながら何でもやる時代がやってきた |
第1章 | まだ座って会議しているの? |
第2章 | 「寝ころびライフ」で人生が逆転する |
第3章 | 「寝ながら会議」したら脳が5倍も活性化する |
第4章 | 寝ているだけで筋トレできる |
第5章 | 寝るたびに寿命が延びていく |
第6章 | 記憶力を高めるには「寝ながら勉強」 |
第7章 | 寝てても年収1,000万円 |
第8章 | 寝ながら人と世界とつながろう |
終章 | 一番きれいな星空の見方 |